Koji Komatsuzaki's blog

茨城県内にある女子短大教員の随想です。

ジャパゾン???(笑)

Amazonへの対抗は大いに歓迎するけど、何か違うのよね。

なぜ電子書籍購入のために、街の書店でないと買えないって仕組みにするねん?

街の書店を守りたいってのは理解できる。

でも仕組み的にどこでもネットさえつながれば購入できるものをなぜわざわざ街まで買いに行かねばならないのかが理解できない。

例えば、街の書店まで買いに行ったらネットだけで購入するより割り引かれるってならまだ理解できる。

でも、今の紙の本と電子書籍との価格体系から考えたら、彼らがそんなことするとは到底思えない。

街の書店には頑張ってほしいのだが、電子書籍化されてるのにオンラインで買うよりアドバンテージってのを考えてほしい。

例えば書店の中に電子書籍端末持ち込めば、無料で立ち読みできちゃうとかね。

 

立ち読みってある意味リアル書店のアドバンテージなわけですよ。確かに収益性はないし、紙の本だとヨレやヨゴレで売り物にならなくなるものも多い。でも立ち読みができるから本屋に行って、吟味して一部を購入していたとも言えるのです。

 

僕は電子書籍でも頭の数ページは無料で読めるので、実際それで吟味して購入しているのだけど、それを越えた面白いこと考え出してほしいな。

でなかったら、残念ながら殆どの本屋は風前の灯だよ。

#本音は本好きにこんなこと言わせないでほしかったんだけどね。

 

またAmazonにはトップランナーとして競合の追従を振り払って頑張ってほしい。それに競合も追随して追いつけ追い越せの市場レースを繰り広げてくれれば、私たち市民にはありがたいわけですから。

 

一番まずい結末は、日本の電子書籍においても再販売制度が導入されたり、カルテルが組まれたり、結局Amazon一人勝ちで他者が全て撤退して大手ではAmazonか版元販売を独占としてしまうあたりでしょうか?

 

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書店で電子書籍販売へ 来春から13社、アマゾンに対抗:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312210444.html